お知らせ
2024年11月22日
ライブラリー・サポーターズのおすすめ本 2024年11月
こども図書館の行事や館内作業をサポートする、中学生・高校生のボランティアによるおすすめ本をご紹介します。
ライブラリー・サポーターズについては、こちらをご覧ください。
おすすめ本
- 『二分間の冒険』 岡田 淳 著 偕成社 1991年
このお話は、ふしぎな黒猫にさそわれ、子どもたちだけが住んでいる世界へ行き、かおりという女の子とともにりゅうをたおすという話です。この本の良い所は、イメージしやすいように絵などが途中に描かれている所と、読みにくい漢字や難しい漢字にふりがながつけられている所です。この本の好きな所は、普通の世界のさとると全く別の世界のかおりが、協力してりゅうをたおす所です。2人の会話などに注目してみるとおもしろいです。
ぜひ!!読んでみてください。
(ニコニコ)
- 『ページズ書店の仲間たち 1 ティリー・ページズと魔法の図書館』 アナ・ジェームス 作 池本 尚美 訳 淵 絵 文響社 2023年
本が大好きな主人公のティリーが親友と本の中に入り、冒険するお話です。物語の舞台は雰囲気ある素敵な書店で、美味しそうなケーキやホットチョコの匂いが漂っています。穏やかな物語かと思いきやストーリーが進んでいくうちにティリーの家族の秘密に釘づけに!あなたもティリー達と一緒に「赤毛のアン」や「不思議の国のアリス」などの登場人物に会ってみませんか?
(にゃおにゃお)
- 『たけくらべ にごりえ、十三夜、大つごもり』 樋口 一葉 著 旺文社 1997年
美登利と信如の甘酸っぱい恋は、今の私たちの青春とどこか通じるところがあります。それと同時に明治時代という日本の大きな転換点の時に、少女たちがどう生きたのかということを感じさせてくれる作品です。
(Y.K)
- 『チョコレートのおみやげ』 岡田 淳 文 植田 真 絵 BL出版 2021年
チョコレートのように甘い時間を一つ、どうですか?
表紙をめくれば、そこはまるで、吸い込まれるような世界が広がっています。どれだけ楽しい時間にできるかはあなたの想像力次第。年代問わず心にとろける、美しい作品です。48ページと読み切りやすいので、普段本をあまり読まない方にもお薦めですよ。
(てつてつ)
- 『ぼくはいったいどこにいるんだ』 ヨシタケ シンスケ作 ブロンズ新社 2023年
主人公のゆうくんはお母さんに買い物に行くようにと頼まれ、そのときにもらった地図をたよりに買いに行きました。そのときにゆうくんは地図があると便利だし、地図にもいろんな使い方があるということに気づいていきます。その中でゆうくんは自分の地図を描いていくのですが、とても可愛らしく、そういう描き方があるのかと思えるとても面白い作品です。すべてひらがななので、世代関係なく読めるので、ぜひ、手に取って見てください。
(あららん)
- 『ラブカは静かに弓を持つ』 安壇 美緒 作 集英社 2022年
主人公の立場を知ることでタイトルになぜ深海魚のラブカという言葉が使われているか、理解することができて感動しました。この本を読むことによって、人間関係は簡単に構築されるものではなく、信頼があるからこそのものなので、信頼はそれほど大切なことかを学ぶことができ勉強になります。また、この本は本屋大賞ノミネーション作品で人気なので、是非読んでみてください。
(M.K)
- 『もうじきたべられるぼく』 はせがわ ゆうじ 作 中央公論新社 2022年
食べられるために殺されてしまう牛が最期に何を考え、どこへ向かったのか...。これは親子の愛情を感じられるとともに食と命について教えるきっかけを与えてくれるお話です。可愛らしい牛の絵が魅力的なのに加えてどなたでも読みやすいように描かれているため子どもから大人まで幅広い年代の方におすすめできる絵本となっています。ぜひ手にとって読んでみてください。
(苺)