お知らせ
2025年7月 4日
ライブラリー・サポーターズのおすすめ本 2025年6月
こども図書館の行事や館内作業をサポートする、中学生・高校生のボランティアによるおすすめ本をご紹介します。
ライブラリー・サポーターズについては、こちらをご覧ください。
おすすめ本
- 『クレプスリー伝説 1』 Darren Shan 作 橋本 恵 訳 田口 智子 絵 小学館 2011年
バンパイアのクレプスリーが少年だった頃からダレン・シャンに出会うまでの話。オレンジ色の髪の毛にもったいぶった話し方が特徴の彼の過去には一体何があったのか。「ダレン・シャン」シリーズのスピンオフ作品ですが、小説でスリル、ホラーを感じられる作品として、とてもおすすめできる一冊です!
(てつてつ)
- 『ロビンソン・クルーソー』 デフォー 作 海保 真夫 訳 岩波書店 2004年
孤島で28年もの間、知恵を使って生きていくというお話です。工夫してあるもので生活する主人公の姿に感心します。この本を読んだのはずっと昔ですが、最近、世界史の授業でこの作品がプロテスタント精神と結びついていることを知りました。作品が書かれた時代背景も考えながら読むと一層楽しめると思います!ぜひ読んでみてください。
(YK)
- 『ちいさなヒッポ』 マーシャ=ブラウン さく うちだ りさこ やく 偕成社 1983年
この絵本はすべてのページが作者による版画で描かれています。たくましくもかわいらしい動物たちの絵がすてきです。周りの景色もページによって違って、その場面の時刻を細やかに想像することができます。お話も、絵も楽しめる絵本です。ぜひ読んでみてください。
(ゆりんご)
- 『失敗図鑑』 大野 正人 著 文響社 2018年
人はいつ、どんな時でも失敗する可能性があり、失敗をすると嫌な気持ちになるが、そうした失敗は人生の中で考えるとちっぽけなものなので、深く考える必要はないと知ることができます。誰しもが知っているような偉人でさえ失敗をするという道を通って人生を歩んでいるので、気分が下がっているときにモチベーションを上げるために使えます。これから生きていく上でこうしたことは避けようなど、あらかじめ考えることのできる人生の教科書のようなものです。
(M・K)
- 『薬屋のひとりごと 1』 日向 夏 著 主婦の友社 2014年
この作品は筆者の日向夏さんが東日本大震災をきっかけに家にいることが多くなったため、小説投稿サイト「小説家になろう」に「薬屋のひとりごと」を投稿したことで、今では漫画やアニメなどが出される人気作品になりました。この作品の見所はたくさんありますが、話の中に薬の名前や難しい文字は多く、その意味などを調べていくと、より話が面白くなります。また、前に書いたように、薬の意味や使い方が書かれているので、興味のある人はぜひ手に取って読んでみてください。
(あららん)